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ビーコンセンシングによる滞在空間同定手法

研究
ビーコンセンシングによる滞在空間同定手法

概要

BLE(Bluetooth Low Energy)ビーコンを利用して、スマートフォンの空間同定手法を研究しました。

詳細

本研究では、屋内空間における滞在場所の同定精度を向上させることを目的として、Bluetooth Low Energy(BLE)ビーコンと受信信号強度指示(RSSI)を用いた新たな滞在場所同定手法を提案しました。 BLEビーコンは比較的簡易な手段として利用可能ですが、RSSIは多重経路伝播などの影響を受けやすく、推定精度に課題があります。 そこで本研究では、複数のBLEビーコンから得られたRSSI値に対してファジィ推論を適用することで、RSSIの不確実性を考慮した高精度な滞在場所の同定を目指しました。 実験を通じて提案手法の空間推定精度を評価し、既存手法との比較を行うことで、その有効性を検証しました。本研究により、屋内環境におけるより信頼性の高い位置情報サービスの実現に貢献できる可能性を示すことができました。 また、実験を進めるにあたって、Flutterを用いてBLEビーコンの受信アプリを開発しました。これにより、社会実装に向けた検証を行うことができました。 レジュメはこちらからダウンロードできます。 ble_resume.pdf

ギャラリー

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ビーコンセンシングによる滞在空間同定手法 image 3

使用技術

  • Flutter
  • Bluetooth Low Energy

プロジェクト情報

期間

2024年9月 - 2025年2月

役割

研究

クライアント